ウェブの再開に向けて手の出る範囲でアプリケーションにいくつか手を出してみた。例えばグーグルのドキュメントーサービスや、サンマイクロシステムズの OpenOffice.org 、もちろんマイクロソフトオフィスも以前に購入した version 2003 であるが会社の実務にも使用している。
これらにはすべてスプレッドシートも含まれており、パソコンはWEBさえ動けばよく、サポートとデータのホスト側になる会社側が所定のルールを定め、プログラマやシステムエンジニアよりも、ビジネスモデルのデザイナーが数人いれば、殆どの企業部署内やそこそこの大きさの企業まですべてカバーできるパワーがある。舌を巻くとはこのことだろう。
会社のビジネスモデルデザイナとなれば、エンジニアやプログラマと違い、実務や営業も理解しているので、営業の戦力にもなりうる実力を備えているし、理解できない難解な正確の機械オタクも雇われグチが減ったわけだが、それはそれで真の実力者が芽を出せる環境でありチャンスである。
あの中国でさえ、否、日本以上のダイナミズムと新興のパワーを持って、企業発展と政府肥大のツールとして、インターネットを利用し、インターネットを発達させている。いったいこの目の前のマイクロソフトウィンドウズに組み込まれているシステムプログラムの中で、インド人や中国人の作ったものはどれだけ含まれているだろうか。ノートン360などサポートに電話したらえらい中国語なまりの日本語を話す中国人女性のサポートにつながって、どうやら中国にアウトソーシングしていることがわかる。おそらく電話のつながった先も中国だろう。内容は通り一遍のマニュアル対応だったので、無料電話とはいえ、時間を無意味に失ったという感覚にとらわれた。
とにかく、昨今はインターネット抜きでは政治も産業も成り立たなくなりつつあるのだ。だから、アプリケーションもインターネットありきのモノが台頭するチャンスをうかがっているし、この世界不況の嵐の中でも、技術の利用と発展はとどまることがない。
むしろ、インターネット技術によって最新ニュースが世界を駆け巡り、株式市場の安定のためにできることをする心ある一般人が一人でも多く速く出てきている感がある。昔の世界大恐慌の時代とはまったく環境が違い、また、多くの人が考え実行する時間を得るインフラとなっている。今回の金融不安はインターネットを崩すどころか、金融不安を解決しようとする一般人が勉強する手段ともなっているだけに、インターネットは逆により強固で上位の地位を獲得しそうだ。
さて、そのインターネット、いやWEBと言ったほうがいいだろう。このWEBというものの凄さは擬似的な2次元構成と感じる。ムービーを扱えるようになってきたので、3次元的な広がりが出たが、まだまだ使いにくい。グーグルドキュメントのメニューはまだ英語のままだ。
私は考えを広げ、まとめるためにはグーグルドキュメントも OpenOffice.org もマイクロソフトオフィスも役に立たない。一番役に立つのは、紙に手で書くことである。この自由さは世界最高峰のコンピュータにもないだろう。たてに斜めに横に縦横無尽で線を引き、文字を並べることができる。さらには、イラストまでかけるのだ。キーボードに縛られたパソコンには絶対まねができないし、タッチスクリーンで文字認識ができても、大きさや向きのイメージを保持してくれないのだ。
それにくらべて、A3の大きな白い紙にアイデアやひらめきを書き連ねていく楽しさ。
楽しく、有意義な思考を楽しむには、パソコンはまだまだ能力不足なのである。