2007年08月25日

エヴァ

また、エヴァンゲリオンをするそうで・・・。

やっぱり、見よう。

2007年04月15日

トゥモロー・ワールド



映画DVD トゥモロー・ワールド children of men

市街戦の描き方の臨場感には打たれた。本当にこうなんだろうと感じさ
せるものがあった。組織フィッシュの裏切り、戦死者から武器や持ち物
を剥ぎ取る男たち。自分ももしそこで生きていたらそういうことをする
だろう。

世界最年少の18歳の少年は群集につばを吐きかけ、それに怒った大人に
殺されてしまう。子供であるだけで何でも許す大人と、対等以下に扱う
大人。どちらも大人の思惑を抱えている。そんな人の裏面、というより、
事実の面とでも言おうか、それを描ききることで、赤ん坊や子供(child
ren)の存在を際立たせ、大人たち(men)の反応をこっけいなまでに際立
たせる。

そう、赤ん坊を抱いた二人がビルから出てくるときに、兵士も一般人も
レジスタンスもみな手を止め、赤ん坊に見入る。私はそれがとても滑稽
に見えた。その静寂を破るレジスタンスの一発の銃弾と、それに応戦す
る軍隊の攻撃の過激さ。何十丁もの銃から強力な弾丸が打ち込まれ、蜂
の巣どころか重機で削られるように穴があくビルの壁。中にいる100人
からの一般人に生き残るすべはない。

スクリーンに描かれるすべての人たち(men)は、始めはみな赤ん坊(chil
dren)だったというのに、なぜこんなことに?
赤ん坊(children)だからというだけで、この大人(men)たちの反応はな
ぜか?
おどるおどるおどる大人たち(men)。
自分たちの社会の矛盾を見せつけられている気がする。

大人の自分たちのありさまを直視させる効果を引き出そうとしているの
か。
そういう意味で芸術的な高さを感じた。この映画もまた純粋なんだろう。
この前メキシコで見つかった岡本太郎さんの明日の神話という絵画とイ
メージがだぶりそうになる。

トゥモローワールドの船が最後に現れるが、この船の行き先は映画で描
かれているような世界なのか、それともこの船に助けを求めた主人公た
ちの希望を満たす世界なのか?

船の行き先を決めるのは私たちだ。
あなたの心の中はどうですかと、映画に問いかけられたような気がする
のだ。

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