2008年04月28日

信者(儲)にならずに信仰する

信仰を持ち、信仰を人に薦めながら言うのもなんなんですが、信仰に陥ってしまうとこれまた、神様にお叱りを受けるんですね。

ああ、そう、めくら信仰というやつです。

長野のトーチリレーの赤い旗を見て思うんですね。愛国無罪なんて、めくら信仰の典型ではありませんか。オウム真理教というテロ信仰カルト教団がいたことを忘れてはいけませんね。戦後の労働組合や、教育組合や学生闘争もこの典型で、その結果が今の世の中に出てきているのでしょうね。

発展と宥和、愛和のほうが信仰の主目的ですから、排除と闘争は信仰ではありません。

そんなことを考えさせてくれる、長野トーチリレーでした。

そして、なまぬるい非暴力ではなく、強烈な暴力も信仰のひとつなんですよ。長野トーチリレーの赤い旗の暴力的なこと! それを信じて仰ぐわけでしょう? あれも信仰ですね。信仰イコール非暴力なんて勘違いです。

国家政府というのは殺人も許される超暴力組織でもあるんですよ。紙幣発行の権利も持っていますから、超商業組織でもありますね。

共産かぶれは日本政府の暴力組織だけを対象にくだらないことをほざきますが、政治にきっちり統制された暴力組織を持つのが今の世界のありようなんです。いきなり無くしたって変になります。お互いに睨み合いながら暴力を使わずに、相手の暴力も自分の暴力もうまく押さえ込むのがこれからの人類の課題だと思います。現実の自然界に弱肉強食の暴力的規律も存在する以上、暴力なんてどこにもないとかまったく無くすなどとかは不可能だと知らなければなりません。

それよりも力はなくならないものと受け入れて、コントロールすることの方が大事でしょう。無軌道無規則な暴力ではなく、知識と智慧と法で、しっかりとチカラを使いこなす時代でしょう。シビリアンコントロールという奴ですか。その為に人類はスポーツや武道を発展させたと考えています。そういう意味で武道やスポーツは大事な教育と考えています。

最近はとくに中国が軍事力増強に力を入れているので、アメリカやヨーロッパは統制された攻撃力も備えているので心配ないですが、この日本では国外からの暴力を防ぐ組織をなくそうとする軟弱腰抜けが幅を利かしているので困るんです。それにつけこんだシナ中共の手下政治屋もいるようで、国民の税金で国民の未来を売り渡すキチ○イは中共に移民されてはどうですかと思うわけなんですよ。

下手な信仰は命を粗末にするだけですね。暴力か非暴力かの両極端もウソです。なんでもホドホド、適度に暴力的で、そして非暴力でないといけないんです。バランスこそが自然界のルールです。私はそう信仰しているんです。両方が混在するのが、自然な姿であり、それこそが生きるチカラの湧き出る姿だと感じています。

アウトドア&フィッシング ナチュラム

ソウル聖火リレー終了、4人負傷・4人拘束

YOMIURI ONLINE
ソウル聖火リレー終了、4人負傷・4人拘束
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/
news/topic/world/news/20080427-OYT1T00484.htm

長野での件が一段落して、やれやれという感じだったのですが、韓国でも一波乱あったようです。特に今回は脱北者の方がニュースに出てきたので印象的です。今の世界で表面的な政治取引に利用されているカードのオンパレードですね。

もうひとつ印象に残ったことが、中国人に加えてチベット人も結構世界中にいるなぁと思えることです。フランス、アメリカ、とにかく聖火の行く先々でニュースになるのもすごいですね。多くの国のメディアもこのニュースだけは流すものだから格好のPRです。しかも人権がらみだから、侵害を受ける民族が訴えるために飛び込んできます。命がけですよ。私たち日本もそんな国際社会の中で生き抜いていく必要があるというのに、学校教育のぬるいことぬるいこと。お友達の嫌がることはしない? はぁ? 寝言はやめろ。

このトーチリレーでアジアで最初に出た日本人はマレーシアのクアラルンプールでしょうか。子供も含めた3人家族。なに考えてんだ? 危なすぎ。

日本人はほんとにおとなしいですね。それが美徳です。良い面です。でもね、日本にしか生息しない希少人種じゃないんですからね、ほんと、世界に羽ばたけ日本人って、今は思いますね。もっと世界の中での立ち位置とか、中国に負けず劣らずの古い歴史とか、自慢できることもいっぱいあるんですよ。時代に即して元気に生きていきましょうよ。とくに、言いがかりをつけられたらガツンと跳ね返す根性を早く発揮してほしいと思います。

あ、この番組見たかったなー。

高村外相、中国のチベット人権弾圧「あるだろう」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/
20080427-OYT1T00428.htm

2008年04月25日

時事ドットコム:拉致、仏で異例の報道=「悪夢」と反響呼ぶ

時事ドットコム 2008/04/25-14:35
拉致、仏で異例の報道=「悪夢」と反響呼ぶ
http://www.jiji.com/jc/
c?g=soc_30&k=2008042500609

 【パリ25日時事】北朝鮮にフランス人女性3人が拉致されていたとの情報が最近、仏紙フィガロに異例の大きな扱いで掲載された。拉致事件はフランスではほとんど知られておらず、「悪夢のような話」と読者から驚きの声が上がっている。
 記事を書いたのはフランソワ・オテール記者。拉致問題への国際世論喚起を目指す日本政府の招きで3月末に訪日し、拉致被害者支援団体「救う会」の西岡力常任副会長らに取材。「アジアの富豪の息子」と称する男にパリで誘惑され、中国経由で平壌へ連れ去られた女性を含め、1970年代末に北朝鮮がスパイにフランス語を教えさせる狙いで拉致したフランス人女性が3人いると19~20日付の同紙で2面ぶち抜きで伝えた。
 同紙(電子版)の読者欄には「なぜ日本だけが真実を知るために戦っているのか」「仏政府も事実の解明を進めてほしい」といった声が相次いで寄せられた。24日には一部メディアが仏外務省に確認を求めるなど反響を呼んでいる。

     ❑ ❑ ❑

なんとまぁ、北朝鮮はやりたいほうだいですか?
このフィガロという新聞は結構歴史があるようですね。

wikipedia フィガロ (新聞)

北京政府、世界の抗議を前に「珍しく」撤退宣言

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年)4月25日(金曜日)
通巻第2172号

中国製武器満載の貨物船、ジンバブエへの荷揚げをあきらめた?
北京政府、世界の抗議を前に「珍しく」撤退宣言

http://www.melma.com/backnumber_45206_4075529/


◇ ◇

この記事のコメント紹介欄にwikipediaが便所のラクガキとまで言われる理由をちょろっと紹介しています。ネットに限らず、昔から他人による2次情報は鵜呑みできないのは真実のようですねぇ。

2008年04月20日

裁判の仕組みを利用した名古屋高裁

asahi.com
「空自イラク派遣は憲法9条に違反」 名古屋高裁判断
2008年04月17日20時44分
http://www.asahi.com/national/update/
0417/NGY200804170005.html

はい、でましたねー、ニュースをネタにイデオロギーを読者に刷り込む奇態なニュース。タイトルの最後に「判断」とありますねー。「判決」ではないんですねー。これ1字違いで大違いですね。

違憲だと「判断」したのであって、「判決」してないんです。裁判長が自分のイデオロギーに沿って意見を述べただけです。だから、「傍論」なんですよ。

傍論 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%82%8D%E8%AB%96&oldid=19024158

さて、「判決」はどうでしたか? 「棄却」ですね。写真には「画期的判決」なんて出てますけど、「判決」以前に「棄却」なんです。こういうふうに判決が出たようにニュースを流して無駄な論議に火をつけて油を注ごうってのが、えーと、マッチポンプ?

読売新聞の社説でも勘違いを起こしそうな判決だと警告を出していますね。

イラク空自判決 兵輸送は武力行使ではない
(4月18日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/
20080417-OYT1T00786.htm

この社説では書き出しからして、「イラクでの自衛隊の活動などに対する事実誤認や、法解釈の誤りがある。極めて問題の多い判決文である。」とまで言い切っていますね。

ほんとにテレビニュースや新聞社による偏りには気をつけないといけません。

それとやはり、軍閥独裁政府であり、共産主義を標榜して、軍事費が去年でも14兆円を越える支那中国。平和外交は当然ですが、そんな隣国ともしものときを考えない国家が平和を享受できると思えません。今、日本ほどの勢力を持ちながら、自分の国を国家として存続することを否定しようとする勢力に呑まれた国はどこにもありません。なぜ存続できるのか? アメリカ軍と自衛隊のおかげではありませんか?

殺されても殺すな? 戦時下の人間の狂気を知らなさ過ぎる。どれほどに悲しく、酷く、悲惨であるか。想像もできないのが事実ですよ。だから、生き残った私たちの祖父は、平和のために口をつぐんだのだ。アメリカへの怨嗟を飲み込んだのだ。アウシュヴィッツも真っ青の虐殺を受け、日本民族絶滅のふちに立ったことを、私たち大人は知らなければならないと思います。

憲法判断は最高裁でしか出来ません。これは厳然たる法律です。

さらにこの裁判官は2月に退職しています。

あきれはてますねー。国や政府の悪口を言いたいけど、現職のうちには言えない。でも、やめた後に発表することで、一矢報いるというわけですか? 法と国と国民を守るにはやむをえないことでも、自分に責任が来なくなるのなら、後々の子供たちがどれだけ苦労することになろうとも知ったこっちゃない老人裁判官なのですか!?

卑怯、としか思えません。

朝日新聞の記事、これをミスリードと言います。都合のいい事実だけをつなぎ合わせて、真実を見えなくするんです。感情を誘って事実をねじ曲げているんです。

それとも、読売の社説がミスリードでしょうか?

2008年04月19日

慰安婦決議再採決-フィリピン

msn産経ニュース
慰安婦決議再採決は日本大使館の圧力と非難 フィリピン
2008.4.19 19:44
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/
080419/asi0804191942004-n1.htm

あははははは! やーい、やーい! 

韓国はもうノムヒョンに力は無い、中共はオリンピックの準備でチベット弾圧で忙しい、北朝鮮はアメリカとの核問題交渉で忙しい、ロシアは新しい政権が安定するのを待つからしばらく静観、アメリカも大統領選が迫ってブッシュさん最近めっきり隠居じみてるそうで、慰安婦問題で日本を叩いてももうお金にならないよーだ!

さて、どうなるか見ものです。私のたわいのない予測が当たっていてほしいと思うけど、慰安婦問題がどういうレベルかがこの再採決で少しは見えるかもしれませんね。

2008年04月16日

支那中国のもうひとつの注目点

チベットとオリンピックで注目される支那中国ですが、なかなかニュースにお目にかかれませんが、深く静かに進行中の問題に株安があります。ペトロチャイナの株式は、投資家のヴァフェットさんはもうすっかり売り払って儲けをたっぷり吸い上げ終わっています。

香港市場でも大幅値下がりがおきたそうです。オリンピック前にもう一波乱あるのではないかという予測が出てきていますね。支那中国国内でも投資家が嫌気をさして売りに転じているそうです。

ペトロチャイナなど大型物も安くなりますから、投資のチャンスかもしれないと宋文洲さんもおっしゃっていますし、私も支那中国の産業がわかって北京語のできる人には、そうだと思いますね。もっとも私にはリスクを見込んで動かせる金額など数千円しかありませんので、今のところ、夢ですな。私にはリスクはないけれどリターンもあてにできない大型投資先、三人息子に全ての資金が流れているわけであります。


「宋文洲メルマガ」 上海株の暴落と今後
http://www.soubunshu.com/article/92904234.html


「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成20年(2008年) 4月16日(水曜日)弐
 中国が最大・最悪の脅威と欧州世論の風向きが変わった
  FT・ハリス合同調査で平均31%が中国を脅威と不安視
http://www.melma.com/backnumber_45206_4065475/


「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年) 4月15日(火曜日)弐
 中国経済は北京五輪前のバブル崩壊が明瞭に
    上海株式、じつに50%の暴落。不動産価格も20%下落
http://www.melma.com/backnumber_45206_4064450/


東京新聞
下降続ける上海株 トレーダー不安と期待 『五輪で回復』後の売却狙う
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/
CK2008041602003969.html


それにしても最近はアンチCNNという支那中国の北京オリンピック応援掲示板も大盛況だそうで、なんとかしてオリンピックを成功させたい中国人で溢れかえっています。かれらはオリンピックを本当に心待ちにしている。邪魔をしないでくれと訴え、中共政府のやり口にも今はみんな目をつぶってくれと言っているようです。しかし残念ながら、オリンピックは春慶節とは訳が違います。国際政治に内政を持ち込むような感じでしょうか。

チベットに関する認識も、まるで中共の反日教育そっくりで嫌気がさします。支那中国の人には、その辺の中共の教育で植えつけられたバイアスを取り除いてもらいたい。そしてオリンピックの意義をもうひとつ深く理解してもらいたいと願うしだいです。

聖火ひとつとっても、あれはめでたいときにならす爆竹ではありません。人種の垣根を越えて平和を目指す意義が込められているのです。ダライラマとの会話を中共政府が拒むという態度は、オリンピックをないがしろにするものなのです。

産経izaブログで北京の福島記者ががんばっておられます。日本国内でそのあたりの雰囲気をある程度読めるブログではないでしょうか。


産経iza 北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ) 福島香織さん
偏向報道と報道統制、どっちが罪深い?
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/542995


こちらのコメント欄に今の中国人のホンネのようなものが日本語でかかれてあるようです。それと、tenyoufoodという者のコメントはまったく役に立たないので読まない方がいいです。



危ない中国点撃(クリック)!
福島香織の「北京趣聞博客」


2008年04月15日

北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)より

北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/542995
福島香織さん

偏向報道と報道統制、どっちが罪深い?
2008/04/15 02:45 エントリー

このエントリーは助かった。ネット上や国際世論の真相を客観的に捉え、これからの考え方の指標となりうると感じた。頭痛が治ったような感じだ。何度か読んで、自分の偏向をゆがんだものではなく、自分らしさの確立の糧としたい。

私は子供たちに活力を与え、世界平和に向けて生長と努力を続けて、その役割を果たせる人間になって欲しいと願っている。その為には芯が暖かで柔軟で折れない人間である必要があると考えている。笑顔、笑い、話し方、姿勢、怒り方、ともすれば物質的苦痛に歪みそうになるだろうが、それでも乗り越えていける芯を持ってもらいたいと願い、信じるところを教えている。結果は子供たちが最終的に導き出すものではあるが、これからの世界を思えば、今の私の物質的豊かさがなくなることは間違いがなく、私の知らない苦痛を彼らは乗りこえていかないといけない。その為には宗教的心理も重要な要因である。広く大きく上を見て勉強をして仕事をし、生活は質素倹約を心がける。それの達成に努力すれば、おのずと道は開けてくる。これは今の私の人生訓としている。

話し変わって、今の政治家の皆さんにはもっと狡猾になって欲しいと思っている。世の中に役立つ率直な人間性を保護し育成するために、国を守るという意識は不可欠だ。人間は産まれるやいなや完成されてゆがまざる存在としてあるのではない。時代に応じた教育を伝えるのは今を生き、彼らを産んだ私たちの責任ある重要な仕事だ。そうしてこそ新しい時代を開けるのだ。発展が生まれるのだ。

その為にチベット騒乱を利用することも政治である。中共政府との取引材料を増やし、貯金する。ヨーロッパの政治的反応は国民の感情を利用した取引材料の貯金その為に他ならない。お互いつつかれた痛いところはあるのだ。痛いところをガードするのはあたりまえだ。バカ正直に傷を相手に見せびらかして保護もせずに刺さないでねとお願いするばかりでは、中枢にその気はなくても、この世の絶対平等はその傷をえぐることも許す。

日本の本当の病巣は、そういった他人任せの怠惰であると私は見ている。

2008年04月13日

街角:チベット 憎悪の連鎖に懸念

毎日jp
街角:チベット 憎悪の連鎖に懸念
http://mainichi.jp/select/world/news/
20080413ddm007070090000c.html

 怖い、汚い、後進的。暴動が相次いだ中国四川省甘孜(かんし)チベット族自治州で、取材した漢族の多くがチベット族にこんな差別感情を抱いていた。

 省都・成都から甘孜県まで小型バスで計18時間かかる。身動きが取れないほど乗客は詰め込まれ、凸凹道を揺られながら進む過酷な道のりだ。

 バスにはチベット族14人が同乗していた。床には食べ残しが散乱し、ペットボトルに小便する男性も。みな強い体臭を放っていた。運賃109元(約1600円)。隣席の女性は「年収4000元(約6万円)」。都市部住民には耐え難いこの乗り物も、チベット住民には高額な交通手段なのだ。

 甘孜県では、食堂の漢族女性はチベット族を「ナイフを持つ習慣があって怖い。あまり入浴せず不潔」と嫌った。一方、チベット族は「漢族は後から来た民族なのに威張っている」と怒る。中国語の発音が聞き取りにくく、何度も問い直すと「国語として学ばされた言葉だから下手なのは当たり前だ」と涙目になった。

 貧困の町を高級車が横切った。裕福な漢族に仕えるチベット族の日本車だ。「15万元(約225万円)で買った」と流ちょうな中国標準語で答えた。町の横断幕は「漢族とチベット族は一つだ」と団結を呼びかける。

 中国の中核をなす漢族と少数民族チベット族の生活格差は歴然としている。漢族に迎合するチベット族は富み、そうでない人は取り残されるシステムができあがっているように思える。漢族の抱く差別感情は、そのままチベット族の「反・漢族」に通じる。憎悪の連鎖が心配だ。【西岡省二】

毎日新聞 2008年4月13日 東京朝刊


     *  *  *

このニュースで言う憎悪感は、海に囲まれ、飢えや戦国といっても、大陸のそれに比べたとき、言葉や習慣、信仰の違いがそれほど大きくなかった今の日本人の思う憎悪という感覚とは、雲泥の差があるのではなかろうか。

何より漢人の家族主義と、他人を排斥する非道さ、現れては消える王朝の圧政や搾取は徹底していて、それが歴史であっただけに、日本人的倫理観からは考え方をまったく推測できないと思う。

彼らは即物的欲求に素直で、血を見ることに何の抵抗も示さない面がある。大陸の太陽や砂漠は容赦なく生物を生きるだけのケダモノに変えるのかもしれない。砂漠や荒野で食料も水も底をつき、喉が渇けば、最初に飲むのはつれてきた馬や駱駝の血であろう。このような物理的荒野に加え、盗賊の跋扈となればその精神もすさみ、そこに生活する人々の精神の荒野とも化すのだろうか。

日本であれば喉が渇ききってどうにもならないという事態はかなり少なかったと思う。その点、同じような大陸に移り住みながら国家を開拓構築した西欧社会は、中国を日本よりも理解するのが早いのだろう。

これから日本は、そういった西欧や中国のある「世界」へ広がる時代になりました。

過去の成功はもはや役に立たないのでしょう。インターネットによりリアルタイムに情報が行きかい、ジェット機をもってすれば1日で地球を半周し、ロケットの発達によって軍事的防衛手段は高速高精密化を要求され、日本の島国としての地理的優位性も格段に効果がなくなってきています。

過去の歴史からはまったく推し量れない時代になったのです。

日本はもっと世界というものを勉強しないといけない時代になったと考えています。

2008年04月10日

わが聖地・チベットの苦しみ:野口健(アルピニスト)

Voice200805.png

わが聖地・チベットの苦しみ:野口健(アルピニスト)
2008年4月10日(木)14:43
http://news.goo.ne.jp/article/php/world/php-20080410-01.html

これでも聖火リレー

昨日のサンフランシスコでの聖火リレーがどうなったか気になっていたんですが、まー、やる意味あるんでしょうかという結果のようです。

AFP BB News
北京五輪の聖火、厳重警備下のサンフランシスコに到着
2008年04月09日 09:16 発信地:サンフランシスコ/米国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2375586/2811939

ロイター
サンフランシスコでの聖火リレー、出発直後にルート変更
2008年 04月 10日 08:13 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-31241420080409

それにあのブルーの服を着た中国人の聖火防衛隊。よくぞ国際問題にならないもんだ。おまけにトーチの火を消すのがその防衛隊だってんだから、なんなんでしょう?

時事ドットコム 2008/04/09-06:18
聖火消したのは中国側=リレー打ち切り自ら決める-仏
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008040900062

AFP BB News
「聖火リレーの混乱は中国側組織委の責任」、仏内相
2008年04月10日 00:09 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/article/politics/2375973/
2814083

この防衛隊とやらが日本に来て伴走してほしくありませんな。

五輪開催については…、諸手を挙げてというわけには行かないですが、中国の内情を報道するチャンスでもありますし、現時点では、「やってみれば?」というスタンスです。ダライラマ猊下も反対しておられませんし。

まだ開催まで時間があります。始まってもないので結果はわかりませんし、チベットの人たちに近づけるチャンスでもあるでしょう。中国の規制もすごいでしょうけど、それならそれで、その規制の様子や言い訳を報道してみては?などと思ったりもしてます。でも、やっぱりすっぱ抜きニュースが見たいですねぇ。

2008年04月09日

「12の意見書」

先のエントリーの翻訳内で出てきた「12の意見書」というのを探してみた。

エントリーは

INTERNATIONAL CAMPAIGN FOR TIBET
Leading Chinese Intellectuals Ask China to Rethink Tibet Policy
March 22nd, 2008
http://www.savetibet.org/news/newsitem.php?id=1245

よりの転載です。

以下、原文。


Twelve Suggestions for Dealing with the Tibetan Situation by Some Chinese Intellectuals

1. At present the one-sided propaganda of the official Chinese media is having the effect of stirring up inter-ethnic animosity and aggravating an already tense situation. This is extremely detrimental to the long-term goal of safeguarding national unity. We call for such propaganda to be stopped.

2. We support the Dalai Lama's appeal for peace, and hope that the ethnic conflict can be dealt with according to the principles of goodwill, peace, and non-violence. We condemn any violent act against innocent people, strongly urge the Chinese government to stop the violent suppression, and appeal to the Tibetan people likewise not to engage in violent activities.

3. The Chinese government claims that "there is sufficient evidence to prove this incident was organized, premeditated, and meticulously orchestrated by the Dalai clique." We hope that the government will show proof of this. In order to change the international community's negative view and distrustful attitude, we also suggest that the government invite the United Nation's Commission on Human Rights to carry out an independent investigation of the evidence, the course of the incident, the number of casualties, etc.

4. In our opinion, such Cultural-Revolution-like language as "the Dalai Lama is a jackal in Buddhist monk's robes and an evil spirit with a human face and the heart of a beast" used by the Chinese Communist Party leadership in the Tibet Autonomous Region is of no help in easing the situation, nor is it beneficial to the Chinese government's image. As the Chinese government is committed to integrating into the international community, we maintain that it should display a style of governing that conforms to the standards of modern civilization.

5. We note that on the very day when the violence erupted in Lhasa (March 14), the leaders of the Tibet Autonomous Region declared that "there is sufficient evidence to prove this incident was organized, premeditated, and meticulously orchestrated by the Dalai clique." This shows that the authorities in Tibet knew in advance that the riot would occur, yet did nothing effective to prevent the incident from happening or escalating. If there was a dereliction of duty, a serious investigation must be carried out to determine this and deal with it accordingly.

6. If in the end it cannot be proved that this was an organized, premeditated, and meticulously orchestrated event but was instead a "popular revolt" triggered by events, then the authorities should pursue those responsible for inciting the popular revolt and concocting false information to deceive the Central Government and the people; they should also seriously reflect on what can be learned from this event so as to avoid taking the same course in the future.

7. We strongly demand that the authorities not subject every Tibetan to political investigation or revenge. The trials of those who have been arrested must be carried out according to judicial procedures that are open, just, and transparent so as to ensure that all parties are satisfied.

8. We urge the Chinese government to allow credible national and international media to go into Tibetan areas to conduct independent interviews and news reports. In our view, the current news blockade cannot gain credit with the Chinese people or the international community, and is harmful to the credibility of the Chinese government. If the government grasps the true situation, it need not fear challenges. Only by adopting an open attitude can we turn around the international community's distrust of our government.

9. We appeal to the Chinese people and overseas Chinese to be calm and tolerant, and to reflect deeply on what is happening. Adopting a posture of aggressive nationalism will only invite antipathy from the international community and harm China's international image.
10. The disturbances in Tibet in the 1980s were limited to Lhasa, whereas this time they have spread to many Tibetan areas. This deterioration indicates that there are serious mistakes in the work that has been done with regard to Tibet. The relevant government departments must conscientiously reflect upon this matter, examine their failures, and fundamentally change the failed nationality policies.

11. In order to prevent similar incidents from happening in future, the government must abide by the freedom of religious belief and the freedom of speech explicitly enshrined in the Chinese Constitution, thereby allowing the Tibetan people fully to express their grievances and hopes, and permitting citizens of all nationalities freely to criticize and make suggestions regarding the government's nationality policies.

12. We hold that we must eliminate animosity and bring about national reconciliation, not continue to increase divisions between nationalities. A country that wishes to avoid the partition of its territory must first avoid divisions among its nationalities. Therefore, we appeal to the leaders of our country to hold direct dialogue with the Dalai Lama. We hope that the Chinese and Tibetan people will do away with the misunderstandings between them, develop their interactions with each other, and achieve unity. Government departments as much as popular organizations and religious figures should make great efforts toward this goal.


Signatures:
Wang Lixiong (Beijing, Writer)
Liu Xiaobo (Beijing, Freelance Writer)
Zhang Zuhua (Beijing, scholar of constitutionalism)
Sha Yexin (Shanghai, writer, Chinese Muslim)
Yu Haocheng (Beijing, jurist)
Ding Zilin (Beijing, professor)
Jiang Peikun (Beijing, professor)
Yu Jie (Beijing, writer)
Sun Wenguang (Shangdong, professor)
Ran Yunfei (Sichuan, editor, Tujia nationality)
Pu Zhiqiang (Beijing, lawyer)
Teng Biao (Beijing, lawyer and scholar)
Liao Yiwu (Sichuan, writer)
Wang Qisheng (Beijing, scholar)
Zhang Xianling (Beijing, engineer)
Xu Jue (Beijing, research fellow)
Li Jun (Gansu, photographer)
Gao Yu (Beijing, journalist)
Wang Debang (Beijing, freelance writer)
Zhao Dagong (Shenzhen, freelance writer)
Jiang Danwen (Shanghai, writer)
Liu Yi (Gansu, painter)
Xu Hui (Beijing, writer)
Wang Tiancheng (Beijing, scholar)
Wen kejian (Hangzhou, freelance)
Li Hai (Beijing, freelance writer)
Tian Yongde (Inner Mongolia, folk human rights activists)
Zan Aizong (Hangzhou, journalist)
Liu Yiming (Hubei, freelance writer)

75人の国際チベット学者から胡錦濤国家主席への手紙

産経iza! 福島香織さん
北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/536050

上記ブログに表題の手紙を翻訳したものを発表していらっしゃるので、転載いたします。


ソースは

TIBET OPEN LETTER
A Statement by Concerned Tibetan Studies Scholars on the Current Crisis in Tibet
http://www.tibetopenletter.org/

になります。

これより以下、産経新聞中国総局 福島香織記者ブログからの転載


■尊敬する主席先生:

■この2週間、世間はチベット高原各地で勃発した抗争を目の当たりにしました。大部分の抗争はまず平和的デモからはじまり、その後鎮圧され、かえって過酷な暴力を招いています。これまでに、チベット族を中心に数も分からぬ逮捕者と大勢の死傷者が出ています。

■事態がこのように発展し、グローバルな関心と焦りを引き起こしていることは想像できることでしょう。学者としてわれわれが研究するチベット文明とは、ひとつの学術的課題であるだけはなく、文化的特質といきいきとした経験実体をもつ人々のことなのです。そして、それは世界文明の貴重な一員でもあります。

■我々は、こういう状況を非常に心配しています。ここで、無辜の漢族チベット族人民の死傷者に沈痛なる哀悼を捧げたい。

■チベットの土地の我々が親しんでいる多くの地方で、人々の日常生活がまさに悪化し、悲劇が発生しています。ここに手紙にしたためたい。平和的デモ参加者が逮捕され、発砲を受け続けるているなら、それは当局が彼らの非難に対して、用いるべき法律のプロセスと基本的人権への配慮が欠けているからです。すなわち、無数の民衆に政治スローガンを繰り返すことをせまり、彼らの宗教指導者を否定しているからです。

■眼前に発生しているチベットのこれらの状況について、われわれはもはや沈黙し続けることは不可能です。目下の状況からみて、当局はすでに、チベット地域と中国のその他地域および世界との連係を断ち、一方でチベット域内の異なる政治的意見を弾圧しているようです。しかし、チベット族が受ける抑圧の不満はかなり以前からあり、彼らが最近あげた声も、当局の今のやり方では消すことが出来るものではないのです。

■学者として、われわれは言論の自由を特別重視します。この基本的自由に反して、中国政府が聞きたくない発言を断罪すれば、それは動揺と衝突を増長させることこそすれ、抑えることはできないでしょう。

■チベット族が受けている種々の言論上の制限を自分の暮らしに当てはめれば、それを望む人などいない。問題はチベット族人民のこれら制限への抵抗にあるのでもなく、最近、彼らが声を上げ始めたことにあるのでもない。むしろ、問題の解決は、いかに彼らの発言を聞き、反応するかにある。最近のチベット民衆の情緒不安をダライ・ラマのせいにすることは、中国政府が依然、政策の失敗という回避し続けていることに問題の本質があることをまさに説明しています。ダライ・ラマを「妖魔化」し続けることは、あなたの指導する政府が国際世論に受け入れらにくいだけでなく、チベット族の憤怒離心を助長することになるだけです。

■我々の専門は、チベットの過去と現在、文化と社会を理解することです。最近の事態について、最大の強烈な抗議を訴えずにはおれません。この事件はすでに中国内外に極めて大きな衝撃をあたえました。われわれはここに、3月22日に提出された、中国作家と知識人が呼びかける「12の意見書」を支持したい。


■同時に、われわれは当局に即刻、中国域内のチベット族に対する武力行使を停止し、チベットに対する各種の圧力を停止するよう呼びかけます。同時にあなたが指導する政府が、明確に国際社会が受けいれられる人権規範を実施し、チベット人民と中華人民共和国全体に言論の自由がもたらされることを呼びかけます。

2008年3月27

Copy the signature from the origina):

Jean-Luc Achard (Centre National de La Recherche Scientifique, Paris)

Agata Bareja-Starzyńska (Warsaw University)

Robert Barnett (Columbia University)

Christopher Beckwith (Indiana University)

Yael Bentor (Hebrew University, Jerusalem)

Henk Blezer (Leiden University)

Anne-Marie Blondeau (École pratique des Hautes Études, Paris)

Benjamin Bogin (Georgetown University)

Jens Braarvig (University of Oslo)

Katia Buffetrille (École pratique des Hautes Études, Paris)

José Ignacio Cabezón (University of California, Santa Barbara)

Cathy Cantwell (University of Oxford)

Bryan J. Cuevas (Florida State University)

Jacob Dalton (Yale University)

Ronald Davidson (Fairfield University)

Karl Debreczeny (Independent Scholar)

Andreas Doctor (Kathmandu University)

Thierry Dodin (Bonn University)

Brandon Dotson (School of Oriental and African Studies, London)

Georges Dreyfus (Williams College)

Douglas S. Duckworth (University of North Carolina)

John Dunne (Emory University)

Johan Elverskog (Southern Methodist University)

Elena De Rossi Filibeck (University of Rome)

Carla Gianotti (Independent Scholar)

Maria Gruber (University of Applied Arts, Vienna)

Janet Gyatso (Harvard University)

Paul Harrison (Stanford University)

Lauran Hartley (Columbia University)

Mireille Helffer (Centre National de La Recherche Scientifique, Paris)

Isabelle Henrion-Dourcy (Université Laval, Québec)

Toni Huber (Humboldt University , Berlin)

Ishihama Yumiko (Waseda University)

David Jackson (Rubin Museum of Art, New York)

Sarah Jacoby (Columbia University)

Marc des Jardins (Concordia University)

Matthew T. Kapstein (University of Chicago; École pratique des Hautes Études, Paris)

György Kara (Indiana University)

Samten Karmay (Centre National de La Recherche Scientifique, Paris)

P. Christiaan Klieger (Oakland Museum, California)

Deborah Klimburg-Salter (University of Vienna)

Leonard van der Kuijp (Harvard University)

Per Kvaerne (University of Oslo)

Erberto Lo Bue (University of Bologna)

Donald Lopez (University of Michigan)

Christian Luczanits (University of Vienna)

Sara McClintock (Emory University)

Carole McGranahan (University of Colorado)

Ariane Macdonald-Spanien (École pratique des Hautes Études, Paris)

William Magee (Dharma Drum Buddhist College, Taiwan)

Lara Maconi (Institut National des Langues et Civilisations Orientales, Paris)

Dan Martin (Hebrew University, Jerusalem)

Marialaura Di Mattia, Sapienza University of Rome

Rob Mayer (University of Oxford)

Fernand Meyer (École pratique des Hautes Études, Paris)

Eric D. Mortensen (Guilford College)

Massimiliano A. Polichetti, National Museum of Oriental Art in Rome

Paul Nietupski (John Carroll University)

Giacomella Orofino (Università degli Studi di Napoli “L’Orientale)

Ulrich Pagel (School of Oriental and African Studies, London)

Andrew Quintman (Princeton University)

Charles Ramble (University of Oxford)

Françoise Robin (Institut National des Langues et Civilisations Orientales, Paris)

Ulrike Roesler (University of Freiburg)

Geoffrey Samuel (Cardiff University)

Kurtis Schaeffer (University of Virginia)

Cristina Scherrer-Schaub (University of Lausanne)

Peter Schwieger (Bonn University)

Tsering Shakya (University of British Columbia)

Nicolas Sihle (University of Virginia)

Elliot Sperling (Indiana University)

Heather Stoddard (Institut National des Langues et Civilisations Orientales, Paris)

Robert Thurman (Columbia University)

Takeuchi Tsuguhito (Kobe City University of Foreign Studies)

Gray Tuttle (Columbia University)

Emily Yeh (University of Colorado)

Ronit Yoeli-Tlalim (University College, London)

Michael Zimmermann (University of Hamburg)

2008年04月08日

チベット問題に資源ウォーズという視点

資源ウォーズの世界地図
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/
20080403/152118/

チベット騒乱の背後に地下資源問題
青蔵鉄道の本当の意味

2008年4月8日 火曜日 谷口 正次

この資源という視点はペマ・ギャルポさんも言ってました。

国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/535670

チベット騒乱をきっかけに新しい動きが出てきたように感じる。今までの低レベルな左翼右翼争いとはまた別格のように感じる。

おもしろくなってきたかな?

新聞の偏向、私の偏向

映画「YASUKUNI」の上映取りやめの映画館が増えているというので、それをまるで国会議員の所為にしたいような記事ばかりが目に付く。

有村治子議員ですが、国家を守る仕事として文化庁の左に偏ったような助成金について質問しただけで、それは当たり前だと私は思います。YASUKUNI上映が自由であるように、国会議員がその映画を見て、その内容を検討して助成のあり方に疑問があるので質問することの何がいけないのでしょう。議員の質問内容の説明もせず、ここの映画館にかかってくる圧力を説明するばかりで、圧力の原因は国会議員にありという「ミスリード」を誘っているようで、実にサヨクのいやらしさのにじみ出る記事です。

毎日jp
「靖国」上映中止:「圧力」じわじわと 週刊誌報道、議員向け試写きっかけに
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/
20080407ddm012040112000c.html

この国会での議事の詳細は産経iza!の阿比留記者のエントリーに詳しく載っています。

産経iza! 国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
前編・映画「靖国」上映中止と参院内閣委での有村議員の質問
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/529429/

とかく文化系や新聞記者には左派が多いので、国会議員やもう存在しない戦時中の軍隊を悪く書くことしかしない。

一時はそれが文学や勉学の最先端のような風潮にまでなっただけに、字を書く職業には左翼が多い。多すぎて、共産主義の毒が蔓延して、すっかり共産主義の目的である国家転覆思想侵略戦術に骨の髄まで犯されている。

現中国の独裁軍事政党は、共産主義を利用して国家を律しているのであって、共産主義に信奉しているものではない。

自分たち政権の維持に共産主義が便利だから利用しているだけだ。真に平和と繁栄を願う人なら、恐怖に打ち勝って必ず共産主義を抜け出す。なぜなら、文字をどれだけ書いても、それだけでは自然の中で家族を養い、子供を育てて次世代を育てることは不可能だからだ。

物質的な裕福さは、物質的な力関係を知った上で成り立つものだ。刀や包丁なくしておいしい牛肉を食べることはできない。文字ばかりを書いていては、ニワトリ一匹絞めて料理することもできまい。無理にやれとは言わない。だが、それを忘れないで欲しいと思う。生命の相対的な関係を無視して生命は成り立たない。左翼思想のむなしさをそこに感じる。OKなら生きる、ダメなら死ぬ(または殺す)かの二元論で思考をストップさせるのが左翼思想だからだ。それでは生命は活動できない。

論理や理想で生命は養えない。その点、中国は生きるために人間をも食ってきた事実があるのだ。共産主義よ理想よと彼らもお題目を唱えるが、根本でそれはまったく当てにならないことをとっくに悟っている。

とにかく、彼らは生きることに貪欲だ。それにくらべて日本の教育やテレビ、新聞のニュース、はては総理大臣にいたるまでどうだ。「お友達の嫌がることはしない」と来たもんだ。お友達は毎回豪華な食事を出さなきゃ嫌だとおっしゃってるから出すそうだ。で、自分は何も食わないのかと思ったら、同じ豪華な食事を食べるそうだ。その食事のための材料やオカネは全部、日本に私たちの財布から出たものではないか。それを正当化するためにネガティブな話ばかりを世間に吹聴するメディアはどっか行け。

その分、中国製でお金を儲けてるって? そのことと日本の誇りや歴史を悪し様に言うばかりか、YASUKUNIのような映画を助成したり、中共が嫌がるからというトンチンカンな理屈で日本の本当の歴史を子供に教えなかったり、首相の靖国神社参拝などははまったく関係ないどころか、講和条約で完了した戦後補償の蒸し返して来たりとか、日本の長い歴史を紡いできたアイデンティティーに文句を付けられているのだから日本は怒るのが普通だろう。日本は中国の奴隷ではない。対等な国家だ。その辺はヨーロッパを見習って欲しい。

また、中国国民の生き様の壮絶さはワイルドスワンという本にもなっている。

日本での昨今の子供や、ついこの前タクシー強盗で運転手を刺し殺したアメリカ兵もいたが、言ったことはどうだったか。「誰でもいいから殺せと言われた」と言っているではないか。世間の大きな音の中に殺人衝動にかられる「オト」が含まれているんだ。生命を否定する風潮が、以前よく言われたところの「空気」が醸成されていないか?

私たち自身の気の持ちようが世間や子供たちに作用しています。生命を守り育てる。そのことを他人任せにするのではなく、自らの手で実現しようという気概を一人一人が発揮することこそ、たった今求められていることではないかと、私は考えているのです。



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ワイルド・スワン 上
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